【めぐみ一般質問 その3】
障がい者の防災対策の推進
<めぐみ>
昨今、災害が続いていて、いつ発生するのか分からない。災害時要援護者、特に障がい者の避難は容易なことではない。
発災直後における障がい者の避難体制で、個別避難計画の策定が進んでいない。自治会等との作成となっているが、福祉の専門家と一緒に作るとしてはどうか。また、避難所を経由して、福祉避難所に行くのではなく、福祉避難所に直接行けるケースを設けるつもりはないか。
<小松健康福祉部長>
障がい者自立支援協議会で、福祉専門職も参画して、個別避難計画を作成するモデル事業の実施を検討。個別避難計画作成への福祉専門職の関わり方、福祉避難所への避難支援のあり方などを協議していく。
<めぐみ>
在宅避難者を含めた障がい者の避難者情報をどう把握していくつもりか。また在宅避難者への情報、物資などの支援はどのようになっているのか。
<小松健康福祉部長>
主に自主防災隊を通じて、在宅避難者の情報、避難状況、被災状況、物資などの支援ニーズなどの情報を収集する。収集した情報は、浜松防災情報システムで、庁内で共有し、支援に繋げる。携帯メールや同報無線などを通じて、情報を提供する。
自治会、自主防災隊、民生委員・児童委員などから把握した支援ニーズに対して、ボランティアの協力を仰ぎ、必要な物資やサービスを提供でききるよう検討を進める。
<めぐみ>
障がい者に向けて、平時、災害発災時、避難方法(在宅避難、福祉避難所)などについての事前に知識や情報が必要だが、現在混乱している状況だ。今後どのように周知していくのか。
<小松健康福祉部長>
障がい者基幹相談支援センター等の意見を聞きながら、平常時の備えや避難に関する情報を提供できるよう検討する。