めぐみ一般質問 その5「気候変動対策に市民の力を」
<めぐみ>
今年の夏も経験したことのない暑さに見舞われ、気候変動対策は待ったなしの状態だ。市民の声、行動は、行政や事業者への働きかけにもつながり、社会全体の気候変動対策の後押しになる。気候危機は、地球規模の問題ではあるが、人々が危機を自覚し、行動していくことが重要だ。
<カーボンニュートラル推進担当部長答弁>
学生向けに出前講座、「STOP温暖化若者会議」「次世代エネルギーパークツアー」「デコ活チャレンジ宣言」などをしている。
市民一人ひとりが自分ごとと捉えて行動していただけるよう、地域企業とも連携をし、様々な期間を通じて市民の取組を後押ししていく。
<めぐみ>
2、無作為抽出(くじ引き)で選ばれた市民が、専門家等からの情報提供を踏まえて話し合い、気候変動対策をまとめて提言する「気候市民会議」が欧州各国で広がり、日本国内でも開催されるようになった。気候変動対策について、市民の意識醸成や行動変容を促すとともに、会議で出た意見提案を市の施策に活かすことができる市民参加手法だ。本市でも「気候市民会議」を開く考えはないか。
<カーボンニュートラル推進担当部長 答弁>
市民の気候変動対策への関心は高まっているものの、家庭部門から排出される温室効果ガスの直近の数値は、2013年度比で12%の削減に留まっている。
気候市民会議の開催については、他都市の状況を調査研究し、市民参加のあり方た有効性などを検証した上で判断する。
<めぐみ>
3、気候変動の影響を最も受けるのは若い世代だ。そこで、小・中学校での気候変動、地球温暖化についての学びを強化する考えについて伺う
<学校教育部長 答弁>
気候変動や地球温暖化は、児童生徒が自分ごととして向き合うことができる、重要な課題だ。各教科での学習に加え、学習指導要領では環境教育を「現代的な諸課題」として位置付け、教科横断的な視点で学ぶことが大切とされている。
今後、学校に対して出前講座等を紹介、環境教育の実践的な指導方法を共有していく。
<めぐみ 意見>
市民が一人からでもできること、たくさんある。環境にやさしい製品や企業を選ぶ、住宅を断熱仕様にする。省エネ家電を使う、木を植える、へちまなどでグリーンカーテンをする、有機農産物を購入、応援するなど。そうした一人ひとりのアクションを進めていけるよう、応援していきましょう。


