【風疹が流行っています。妊娠を希望する女性やその家族、抗体検査受けてね】
風疹が流行っていると国立感染症研究所 感染症疫学センターが10月3日に緊急情報を出している。
妊娠 20 週頃までの女性が風疹ウイルスに感染すると、胎児にも風疹ウイルスが感染して、眼、耳、心臓に障害をもつ先天性風疹症候群の児が生まれる可能性がある。
妊娠中は風疹含有ワクチンの接種は受けられず、受けた後は 2 か月間妊娠を避ける必要がある。
女性は妊娠前に 2 回の風疹含有ワクチンを受けておくこと、妊婦の周囲の者に対するワクチン接種を行うことが重要。
今回は、30代の働き盛りの男性の患者が増えている。以前は、女子中学生のみが対象で、世代によって、ワクチン接種を受けていない男性がいるからだ。
*息子は受けたのかどうか、母でもわからんぞ。
現在、浜松市では風疹の抗体検査を無料で実施している。
調べたところ、平成29年は765人(男性290人、女性475人)が市の助成での検査を受けており、そのうち約4割強の方が抗体ができてなかったという。
今年度になって、検査をする人が増えているようだが、まだ十分とは言えない数字だ。
また、豊橋市、豊川市、島田市などは、妊娠を希望する女性とその家族などに、予防接種の一部助成をしている。浜松市でも、必要ではないか。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kenkozoshin/fuusinkoutai.html