放課後児童会の今後について(一般質問から)

放課後児童会について

<めぐみ質問概要>
来年4月から、これまで補助方式だった児童会のうち4ヶ所が、委託方式になり、今後委託業者を選定することとなる。
(来週には、事業者が決定する)

 

議会で何度が提案してきた放課後児童会の仕組みがようやく変わることになった。支援員さんたちが有償ボランティアではなく、正規の雇用となる、また育成会の責任ではなく、市が責任を持つ、委託方式。
さて、今回委託される4カ所(中部学園2ヶ所、西小、追分小)は、今後全域の児童会を委託化するモデルになると私はとらえている。2点質問する。

1点目は、現在 児童会ごとに保護者負担金が異なっている。旧浜松市の補助方式では月額2200円から5000円、一方浜北区のNPO委託方式では8000円、北区の委託方式では5000円、天竜区は8200円となっています。安い児童会と高い児童会ではほぼ4倍もの開きがある。また、来年度委託をする4カ所の児童会でも、3000円、3500円、5000円と異なっているが、来年度はそのままの金額で開設されると聞いている。

開設時間が夕方6時半までに延びて、サービス内容が一緒であるならば、利用料が異なるというのは利用者の理解が得られにくい。そこで、育成会ごとに異なる保護者負担金は、今後どのように統一していくのか?

<伊熊教育部長答弁>
委託方式に統一する際、基本的な運営内容や利用料金についても統一することが必要。

<めぐみ質問・概要>
2点目。保護者負担金の課題も含めて、4ヶ所委託化するモデル児童会の検証、事業全体の見直しをする場が必要だ。政府は、職員の数や資格などの基準を緩和することとし、基準は各自治体が決めることとなった。そこで、有識者、保護者、指導員、学校関係者、地域の方などを入れた、放課後児童会の検討会をつくり、1点目で質問した保護者負担金をはじめ、保育の内容も含む事業全体の在り方を検討つもりはないか。

<伊熊教育部長答弁>
モデル事業を通した事業全体の見直しをする場として、地域や保護者の代表、有識者など、様々な立場の方から意見を伺うための検討会を設け、放課後児童会の支援員の処遇や開設時間など、委託する運営内容を明確にしていく。

不統一である利用料金については、市と利用者の負担割合を含め、検討していく。

今後は保護者や地域などに周知をはかり、関係者の理解を得ていく。