市役所、区役所を市民に使いやすく、わかりやすく
<めぐみ質問>
市役所本館1階、私は一言で言って、ぶしょったいと思う。
例えば、ポスター。いつから貼られていたかわからない、破れたポスター、ゴミ散乱のポスターの横に119番のマナーのポスター、その隣には、ささえあいポイントのポスターと、脈略のない貼り方がされている。
今回の質問の下打ち合わせをしたところ、あらあら次の日にはそうしたポスターは剥がされていた。チラシも様々なところに置かれ、本当に市民が手に持ってもらいたいと思っているのか、不明。
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案内表示に関しても、一体感がない。椅子の広告も相まって、乱雑となり、本当に市民に伝えたい情報がなんなのか、わからない状態になっている。
そこで、松原財務部長に市役所本館1階部分の改善について、どのように考えているのか、伺う。
<松原財務部長答弁>
中区役所では、「区役所サービス向上プロジェクト」を設置し、フロア環境の改善に取り組んでいる。今後は、本館1階フロアのあり方を再考し、電子掲示板の導入など、案内表示を工夫していく。
<めぐみ質問>
次に福祉・保健のワンストップ機能について。
福祉や保健の相談は、複合的で、多様化してきている。そのため、ひとつの課だけでは収まらない相談、公的サービスだけでは十分対応できないケースが出てきている。市民の多くは困ったら、市役所か区役所と理解してる・
しかし、まだまだ市役所、区役所の窓口は、縦割りで、相談者がたらい回しにされたケースを何度か聞いている。
先日聞いた例では、娘さんがひきこもりだから、生活保護を申請し、自宅外のアパートの一人暮らしをしたらいいかと考えた老親は、区役所の窓口に行ったところ、親と一緒に住んでいるため、生活保護は出ませんと言われ、そのまま帰ってきたと。本来なら、ひきこもり支援ができる担当に回すことが必要だった。
別のケースでは、最初に行った窓口では解決できず、別の課を紹介してもらったが、先の窓口での同じ話を再度しなくちゃいけなかった。
最初に窓口で相談を受けた職員がしっかりと話を聞き、整理をし、つなげるところには、職員の方から連絡をとり、概略を先に伝えてくれるようになれないでしょうか?
福祉・保健のワンストップ機能をどうつくっていくか、朝月健康福祉部長に伺う。
<朝月健康福祉部長答弁>
複雑困難な課題を抱えた方の相談が増えている。
職員を対象に福祉・保健に関する制度の周知、障害特性の理解など、福祉意識の醸成、知識向上を図るるための研修を開催する。
また、実際の相談対応事例を想定したロールプレイを用いた研修をを取り入れ、情報整理の仕方や他の窓口へのつなぎ方など、連携のための実践的なスキルの習得を図る。
<めぐみ再質問>
市役所本館の改善はぜひやっていただきたい。
中区のプロジェクトや民間事業者の意見を聞くということだが、利用者である市民の声をなぜ聞かないのか?
ぶしょったいのは、おもてなしの気持ち、利用者視点、市民視点がないからだだ。市の顔である市役所本館改善に利用者である市民の声、聞く予定はないのか。
<意見>
市役所本館1階だけでなく、1階以外の市役所や区役所、協働センター、の使いやすい、わかりやすい施設となるよう、考えてもらいたい。