【浜松市の水道民営化導入に対する私の考え】

【浜松市の水道民営化導入に対する私の考え】

浜松市が検討をしている運営委託方式は、これまでの業務委託とは大きく異なり、運営責任は民営企業に、そして水道料金はそのまま企業に入る。市は管理監督責任を持つことになるが、20年以上におよぶ民間への運営委託では、水道事業に精通した職員が育たない可能性がある。その時に適切な運営がどうか判断できるかどうか。(モニタリングをする市の職員の技術の維持ができるのか、情報公開は十分できるのかなど)海外では、一度民営化した水道事業を公営にもどしているケースは多い。

水は、市民の生活や経済活動を支える重要なライフライン。民営化には、ほかにも多くの疑問、課題がある。本当に水道の民営化していいのかどうか、市民と一緒に考えたい。

そして、市民全体に関わることであるし、市側が言っている管の老朽化や施設の更新にお金がかかり、水道料金が上がる可能性があるので、最終的には「住民投票」にかけることが必要だと思う。