来年度予算について 厚生保健委員会の報告

厚生保健委員会の報告
 

●高齢者のサロン活動への補助金を実績ごととはどういうことか?

 これまで地区社協ごと10万円までだったのを、1サロン2万円までに。

●多機関の協働による包括的支援体制構築事業
行政の中におき、各機関の調整をする「相談支援包括化推進員」は1人で間に合うか?
縦割り行政を横刺しできる「人」はどんな人?

*健康福祉部長に、「福祉分野で、横刺しをさせる職員をどうつくっていくのか」を質問し、検討を要望した。

●障害者の就労移行支援は前年度より1億円の減の予算計上。
福祉計画では、年々利用者が増える計画となっているが、どういうことか?

事業所は2ヶ所増えてはいるが、ニーズがないとの答弁。本当かな?

 

●4月〜5月の10連休の障害者事業所の空き状況は?

現在、障害者のサービス提供事業者に対応を照会しており、連休中に利用可能な事業者をリスト化し、公表していく。

 

●福祉避難所の場所、公表するのか?

予算30万円で、福祉避難所の体制整備をする。研修会や制度説明会の開催、福祉避難所開設の訓練をする。マニュアルの見直しにも着手しており、現在詰めの段階。公表に関しては検討中。

 
●高校世代の医療費無償化について、
県との協議で、県から入院1/6、通院1/8(中核市は1/3、1/4)が補助されるようになり、10月から実施となったが、2022年までの限定の補助。もともとは、県知事の公約でなかったのか。2022年以降も継続できるか、財源をどうするか、さらに国からのペナルティが年間1800万円ほどかかるなど、委員から意見続出。
 
●婚活事業前年度より前年度予算810万円から、大幅ダウンの94万円。婚活イベントの終了し、他の事業も来年度で一度終了予定。
 
●医療センターに、3億1千万円の手術支援ロボット「ダビンチ」導入。
 
●幼児教育無償化について
 就労証明の認定を受けた場合、幼稚園の預かり保育も1.13万円まで無償。市立幼稚園は60園中23園しか、預かり保育をしていない。公平性にかけるのではないかと指摘。
公立保育・幼稚園の無償化の財源は、市が10/10負担することになるが、公立から民営への流れが進むのでないかと指摘したが、無償化に伴って民営化はないとの答弁。
新たに食費を利用者からいただくことになるが、トラブルが発生しないかなどを指摘した。
まだ、明らかになっていないことも多く、保育園や利用者への情報提供を丁寧にして欲しいと要望した。
 
●10連休に伴う保育園の対応について
現在、保育園を通じてニーズ調査をしているとのことだが、保育園利用者の方々にニーズを聞いているのだろうか、疑問と指摘。連休中も医療・福祉の現場に従事する方の確保できるように、しっかり対策をとって欲しいと要望した。
 
●7月から、市役所など行政施設も敷地内禁煙へ