2019年6月3日(月)に、山崎真之輔県議会議員、静岡県教育委員会高校教育課 班長小野田秀生さん、アクティブの浅井さん、牧さん、奈良さんの6人で、神奈川県インクルーシブ教育(厚木西高校)、クリエイティブスクール(釜利谷高校)の視察に伺った。
発達支援級、不登校、外国籍の子どもたちの中学卒業後進路が静岡県では大変限られている現状がある。浜松市の発達支援級や不登校のほとんどの子どもたちは、全日制の公立高校に入学できず、私立の通信制高校・サポート校に流れている状況だ。発達支援級では、通常級とは内申書が違うために、進学には不利になり、受験や進学への配慮が不明のため、受験に結びついていない。不登校生や外国籍の子どもたちは、十分に学習に取り組んでなく、学力調査に不安で、受験とならない。
一方、私立の通信制高校・サポート校は学費が高く、生活困窮世帯では通学させることができない。神奈川県の取り組みを調べ、浜松の子どもたちの中学卒業後の学び、居場所を確保できるようにしていきたいと考え、視察を計画した。
*ふじのくに魅力ある学校づくり推進計画 (静岡県立高等学校第三次長期計画)
https://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-050a/documents/keikaku.pdf