化学物質過敏症

化学物質過敏症の方から苦しい毎日を訴えたお手紙をいただいた。

その方は相当重症で、身の回りのありとあらゆる化学物質に少量でも反応しちゃうため、起きている間じゅう、絶え間なく苦しんでいる。外に出ると反応してしまうので、外出ができない。お友達にはノーメイク、シャンプーや洗剤に気をつけてもらえないと会えない、使える生活用品がない、食べられるものを探すのも大変などなど。

化学物質過敏症(Chemical Sensitivity=CS)さまざまな種類の微量化学物質に反応して、吐き気、頭痛、そのほかの身体に不調を訴えるもので、重症になると、仕事や家事が出来ない、学校へ行けない…など、通常の生活さえ営めなくなる。

 

2005年頃、小学生の親から、子どもが学校内の化学物質(床に塗るワックスや教材から揮発する化学物質、校庭の樹木へ散布される殺虫剤)に反応して学校に行けないという声を聞いて、当事者と市の担当課(保健、建築、教育委員会、保育課など)と有志議員で、円卓会議をし、理解と対応を求めた。

あれから、しっかりフォローしていなかったなと反省。

今後、化学物質過敏症について調べ、政策提言していきたいと思う。

あなたの周りに、化学物質過敏症やシックハウス症候群の方がいましたら、話を聞かせてもらいたい。どうぞ、よろしく。