図書館を語る座談会報告

26日土曜日の午後、「図書館を語る座談会、映画ニューヨーク公共図書館を観て」を元田原市図書館長豊田高広さんをゲストに迎えて開催。

 

参加者はバラエティに富んでいて、図書館ヘビーユーザー、元図書館員、NPO関係者、ビジネスマン、障害のある子どもを持つママ、自営業、食育活動している方、保育園関係者、学校図書館関係者など10数名、そして黒部市市議の成川さんも。

まずは、参加者の自己紹介から、映画の感想、図書館の思い出などを話していただいた。

映画を見ていた方は数人だったが、ネットや本で予習してくださっていた。

豊田さんから、映画の総括。目的のために手段を選ばないチャレンジイングな図書館。公共図書館として、多様な機関と連携、誰に対しも開かれていて、多様な表現とそれらをめぐる議論が渦巻き、ぶつかり合い、何かが創造されている。
日本の図書館も頑張っている。

チャレンジし続けている図書館は、図書館単独ではなく、様々な機関と連携し、暮らしや仕事、まちづくりにプラスの活動をしている。市民が図書館でこういうことができないかと相談できる。地域の記憶を編集し、ネットで公開したり、教育なに活用。バラエティに富み発見と挑発のある棚、応援団の出入りが多いなどなど。

その後田原市図書館のチャレンジを元館長の豊田高広さんが紹介。

 

心身障害・高齢・病気など、図書館を利用する上で障害のある方へのサービスが充実している図書館

高齢者サービス「元気はいたつ便」

●市民と一緒につくる図書館

田原市図書館サポーターズ・大きなカブ
月1回開催の誰でも参加できる「大きなかぶ会議」(館長参加)で、まちに図書館があるすばらしさ、楽しさをわかち合う企画をしている。

●わくわくする棚のある図書館
 チームで、目的にあわせて棚を編集

浜松市図書館についてフリーディスカッション
●情報にたどりつくサポートが欲しい
 検索のプロが欲しい

●バックデータ探し
 例えば「浜松城を出世城って誰が初めて言ったのか?」

●ボランティアが下働きになっていないか

●音声図書、マルチメディアデージーとかのサービスがあること、利用者にもっと伝えて欲しいな。

●子どもが騒いてもいい場とか、時間帯とか、あるといいな

●情報格差をなくす試み必要だよね
*参考「読書バリアフリー法」

<これから>
●図書館のいいとこ探ししよう

●田原の真似で「幸せの石のスープ会議」できないかなあ〜〜