隗より始めよ、脱プラスチックへの取り組み〜一般質問から〜

環境に対する市民意識は個人差が大きく、もっと関心を持ち、行動に移してもらうためには、市が積極的に環境に取り組む姿勢を見える形として示すことがきっかけになると考えます。そこで、2点影山環境部長にお伺いします。

1点目です。ニュースなどで海洋プラスチック問題が大きく取り上げられるようになり、目をひくようになってきました。プラスチックは軽くて安価で丈夫で便利ですが、一度使っただけで捨てられ、それが河川にあふれ、景観を壊し、マイクロプラスチックとして生物多様性を疎外していることが問題です。国のプラスチック資源循環戦略では2030年までに使い捨てプラスチックの排出を25%抑制する目標を設定しています。

そこで、プラステックの使用削減に対して、市役所が率先して、市民に見えるように推進すべきであると考えます。神奈川県鎌倉市、葉山町、埼玉県所沢市などは庁内でのペットボトルの自販機の削減を進めているところもあります。東京都では、プラスチックの3Rのための新たなビジネスモデルを民間から公募し、来年の東京2020大会に備えています。プラスチックのリサイクルは進んできていますが、リデュース(発生抑制)はまだまだです。そこで、2点影山環境部長に伺います。

 

1点目です。今後、市としてプラステックの使用抑制に対して、どのようなことをしていくのか、伺います。

 

2点目です。日頃から、様々な市の主催、共催、後援をしているイベントに参加することが多いですが、参加してみて、イベントは短い期間での開催であるにも関わらず、電気などのエネルギーや資源を大量に消費したり、プラスチック容器などを含むごみが大量に発生するなど、様々な環境への負荷をもたらしているなあと気にかかっていました。他都市では、イベント時には、リユース食器を使ったり、マイ箸、マイカップの持参を呼びかけています。浜松市ではどうしているのかと思いホームページを調べてみると、浜松市では平成25年度に「浜松エコイベント開催指針」が策定されていました。しかし、環境に配慮したイベントはどのイベントだったんでしょう、どう工夫されたんでしょうか、わかりません。また、市民団体で市の後援をいただいて、イベントを開催することがあるのですが、一度も「はままつエコイベント開催指針」というものを参考にしてくださいなどと言われたことがありません。指針は作っただけですか?本気で環境に取り組んでいこうという市の意思はあるのでしょうか?

 

そこで今後、市主催、共催、後援をするイベントに対して、環境に配慮したイベント、脱プラステックになるよう、どのように取り組んでいくのか、伺います。