「障がいの子のケアと仕事の両立アンケート」結果報告

8月に実施しました「障がいの子のケアと仕事の両立アンケート」のご協力ありがとうございました。

最終的に211名の方からの回答をいただくことができました。ありがとうございました。特に自由解答は100名の方からいただき、その切実な声に胸が詰まりました。今後、この結果をさらに分析をし、12月1日に予定されている「一般質問」に生かしていきます。

 

 

今のところ、以下のサービスについて、さらなる調査研究をしているところです。

●医療的ケア児を含む障がいのある子どもの介助者のレスパイト

●通学・通所のための移動支援

 *参照 枚方市障害児通学支援事業

   

●多様な預け先

●その他

 

この調査結果や障害福祉政策などについて、感想やご意見がありましたら、ぜひお聞かせください。

 

回答状況

 

 

 

主な質問と回答から

 

●子どもに障がいがあるとわかってから、仕事はどうしましたか。

 

継続した人は16.5%、一方仕事を辞めた12.6%、勤務時間を減らした13.6%、転職をした4.9%、など、働き方を変えざるを得ない方が3割以上もいた。

 

●障がいの子どもをケアすることによって、生活への影響はありますか。(複数回答可)

約6割の方が「自分の時間が取れない」「仕事をする時間が取れない」と回答。趣味や運動など、自分のことは後回しにならざるを得ない状況が見てとれる。

●現在さまざまな理由で働きに行けない方も含めて、どういうサービスがあれば、仕事との両立ができる(できた)と思いますか。(複数回答可)

 

 多様な預け先、児童発達支援・放課後デイサービスの曜日拡大・時間延長を求める声が多い。

障がい児者の預け先は限られていて、時間が短かったりもして仕事との両立が難しい。ショートステイなどは何ヶ月も前からの予約をしないと受けられない。