めぐみ一般質問
1、若い女性の流出による人口減少への対応について
<めぐみ>
人口減少における最大の課題は、少子化と東京圏への若い世代の流出だ。その中でも15~24歳以下の女性の転出が多く、東京圏などに転出した後、本市に戻って来ていない。
中野市長は、女性の東京圏への流出についての要因、解決策をどのように考えているか。特に、女性の活躍に向けた意識改革が必要と考えるが、どう進めていくか。
<中野市長>
内閣府の調査では、進学先や就職先、娯楽や生活のインフラの充実、多様な価値観の受け入れなど、男女問わず様々な要因が示されている。
仕事の豊富さ、住みやすさなど、浜松のもつ多様な魅力を発信し、知ってもらうとともに、地域や企業において女性が活躍しやすい意識・風土を作っていくことが大切で、総合的に取り組んでいく。
<めぐみ>本市はものづくりの街というイメージがあるが、若い女性の地元企業への就職促進についての考えと、今後の具体的な取り組みは?
<北嶋産業部長>
ものづくりの現場で活躍している女性の姿、キャリアアップの後押しやワークライフバランスを重視する企業情報などを発信していく。
地元を離れる前や会社選びの初期段階などから繋がりをもつ取り組みを検討。保護者を通じて情報を届けるなど新たな取り組みにもチャレンジしていく。
再質問
<めぐみ>
市長は、女性が活躍しやすい意識や風土を具体的にどう変えていこうと考えているのか。
<めぐみ>
北嶋産業部長、経営者に対しての意識改革への取り組みはどのように考えているか?
<めぐみ意見>
トップ自らが変わることで、トップが発するメッセージが変わり、風土が変わっていく。そのためには、当事者である若い女性の声を聞くことが大事。
商工会議所などとの連携は大事だが、男性だけで女性のことを勝手に思い込んで考えないでいただきたい。その場合、ぜひ女性、それも対象年齢の女性たちを含めて、連携して欲しい。
市長には、市役所内部からから風を吹かせて、女性の管理職の割合をまず増やすから率先して実践していただきたい。